小学生の頃から整理整頓は好きでした。
でも掃除は得意じゃないし、本来ぐうたらな性格なので、その頃は物を元の場所に戻すことをせず、とりあえず…と机の上に置くことを繰り返し、気付いたら机の上は物で溢れている!ということがよくありました。
そして、やる気スイッチが入ったタイミングで、一気に片付けるのが定番。
模様替えもワクワクして大好きなので、片付けるタイミングで、色々配置を変えて、気分をリフレッシュさせていました。
でも、あまり捨てるという概念はなく、すごく古くなって汚れていて使えなくなった物以外は思い出のものとして大事に閉まっておく、ということが多かったです。
その結果はご想像の通り、今でも学生時代の通知表や日記帳、主婦になってからの家計簿が残っています。
何かを集めるのが好きで、子供の頃は可愛いお菓子の包み紙や折り紙、友達と交換したシール、メモ帳など、大切にコレクションしていました。
そんな物の多い生活をしていた私が、どうして整理整頓アドバイザーの資格を取ろうと思ったのかということをお話します。
結婚し、子供が生まれ、自分の物じゃないもの、旬が過ぎたら使わなくなるものに囲まれて、日々過ごしていました。
整理整頓は好きなので、自分なりに子供の服やおもちゃを収納し、片付けているつもりでした。
でも子供は元の場所に戻してくれない!
そして、次々と新しいおもちゃを出して遊ぶんです。
結局、子供のあとを金魚のフンのようについて回って私が片付ける、という状態でした。
「片付けなさい!」と叱るのも疲れるし、それなら自分で片付けた方が早いから。
今思えば、子供が片付けにくい収納だったんだと思いますが、その時はそれがすごくストレスで、いつも不機嫌そうにしている母になってしまっていました。
今ではとても後悔しています。小さな子供の可愛い時期はその時しかないのに!!
優しく見守る母でいたかった〜!
上の子が小学生になった頃、フリマアプリが流行り始めました。
私にできるかな…と、最初は尻込みしていましたが、職場の人に勧められて、やってみることに。
大切な人たちにいただいたおもちゃ、自分で気に入って買った子供の洋服などを捨てることには罪悪感がありましたが、フリマアプリだと「必要な人に使ってもらえる!」という気持ちになり、手放す勇気が持てました。
そして、少しずつ家から物が減っていく、それがすごく快感というか、爽快感というか、とても気持ち良かったのです!
そこで初めて、片付けられないのではなく、物が多すぎたんだなということに気付かされました!
そこからは、使えないものは捨てる、まだ使えそうなものは売る、ということが少しずつできるようになり、今あるものをどう収納したら子供も片付けやすく、自分のストレスが減るか、考えるようになりました。
こんまりメソッドや断捨離に出会ったことも大きいと思います。
ときめくものだけ、周りに置くって、すごい発想ですよね。最初は難しいなと思っていましたが、訓練次第で少しずつできるようになっていきました。
また、断捨離のテレビ番組で家ごと全部片付けているのを見るにつけ、スッキリ気持ち良い感じがやみつきに!
他の方にも、このスッキリを味わってもらいたい。私もいつかそのお手伝いができたら…とだんだん思うようになりました。
しかし、我が家の子供たちは2人とも不登校。旦那も自営業なので、常に家にみんないます。
家事に育児に自営の手伝い、フリマアプリへの出品、そして畑仕事(趣味)、まだまだ忙しいから今はまだムリ〜!子供たちが成長してから、と思っていました。
そんな私に訪れたのが、令和6年能登半島地震。
その影響もあって、旦那の仕事の雲行きが怪しくなってきました。
このままでは、生活していけなくなる?
私も外で働いて稼がなきゃいけない?!と焦りました。
でも、どうせやるなら、興味のあること、やってみたい仕事に挑戦してみようと思ったのです。
そのためには、資格が必要!と思い立って、まず整理整頓アドバイザー2級の講座を受講することにしました。
